順徳院山 常説寺
じょうせつじ

常説寺はもと天台宗の寺院で、弘仁14年(823年)、伝教大師の弟子・栄澄僧正が大師自作開眼の釈尊立像を奉持し、金峰山参拝道、一の鳥居内に台嶺山圓乗寺を建立したことから始まる。承久年間(1220年頃)順徳上皇が越後寺泊から甲州御嶽金峰山に奉幣のため、上皇御使用の輿を遣わす。勅使は圓乗寺萩堂に輿を留め、半月あまり天下泰平を祈願し、その法施として順徳院号を降ろされ、順徳院山圓乗寺と寺号を改める。さらに文永年間(1270年頃)、日蓮聖人は甲州巡錫の折、御嶽金桜神社へされる。その途次、参道にあたる当山へ御逗留なされ、当山が順徳上皇に御由緒ありと聞くと、承久当時の昔を偲び、法華経の御説法をされる。時の住僧・乗蓮僧都は日蓮聖人の教導を受け御弟子となり、天台宗を棄てて名を安楽院日常と改め、寺号も順徳院山常説寺と改める。順徳上皇御下賜の白木の輿(白輿)は国の重要文化財に指定され、当山の寺宝として護持されている。

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所在地 山梨県甲斐市吉沢714
アクセス JR甲府駅南口バスターミナルから「昇仙峡行き」バスに乗車し、およそ25分。「桜橋」バス停で降車し、徒歩およそ3分。